
自分でできるSEO対策完全ガイド!
初心者でもわかる実践テクニック

Webサイトの売り上げや集客に大きな影響を及ぼす検索順位。
誰しも、「自分のWEBサイトの検索順位をもっと上に上げられたら」と思ったことがあると思います。
その成否を握るSEO対策、初心者にとっては、何から始めれば良いのか分からないことも多いですよね。
そこで、今回は「自分でできるSEO対策完全ガイド!」をご用意しました。
このガイドを読めば、自信を持ってSEO対策に取り組むことができ、検索エンジンの結果で目立つ存在へと近づくことができます。
基本的な用語やSEO対策のロジックへの理解を深めることで、あなたのサイトは成功へ近づきます。

SEO対策とは
SEOとは「検索エンジンの最適化」の意味です。
そして、SEO対策とは、検索エンジンでWEBサイトの表示順位を向上させるための手法や戦略をいいます。
検索エンジンは、インデックスされたWEBページの中から、最も関連性が高く質の良いコンテンツをユーザーに提供しようとします。
これを実現するために、検索エンジンが使っているのが、アルゴリズムというページを評価する計算の方法です。
SEO対策は、言い換えれば、「アルゴリズムに沿うようにサイトを最適化する」という言い方もできます。
ではSEO対策にはどのような効果があるのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。

SEO対策の効果
(1)自分のサイトを見つけてもらいやすくなる

SEO対策をすることで、WEBサイトがターゲットとしている顧客層に届きやすくなり、結果として売上やコンバージョン(WEBサイトのゴール到達)率の向上に繋がります。
また、当然ながら、広告は出稿を辞めると効果がなくなります。
それに対し、オーガニック検索による流入は、コストパフォーマンスも良く長期的なマーケティング戦略にも適しています。
(2)ユーザーの満足度を高められる
SEO対策によるメリットは、単にWEBサイト来訪者の増加だけにとどまりません。 WEBサイトの使いやすさを向上させ、ユーザーの満足度を高められます。
例えば、ページの読み込み速度を改善したり、ナビゲーションをわかりやすくすることで、ユーザーがWEBサイト内での情報をスムーズに見つけられるようになります。 ユーザーの満足度が向上し、リピーターの獲得にも繋がります。

SEO対策って自分でできるの?
SEO対策は、正しい知識と試行錯誤する意欲があれば、自分で行うことも可能です。
ただ、一定の高度な知識とスキルが求められるのは事実です。
分からなかったり自信のない部分は、専門の業者にお願いするようにしましょう。
「SEO対策には終わりがない」と一般的によく言われます。
それは、検索エンジンの性能が日々進化しているからです。
しかし、SEO対策は決して、検索エンジンとのいたちごっこをしているわけではありません。
Googleはこう言っています。
Google のインデックスに確実に登録される方法はありませんが、検索の基本事項に沿って作成したサイトは Google の検索結果に表示されやすくなります。 SEO とは、一歩進んで Google 検索での存在感を高める取り組みのことです。 (Google検索セントラルより)
小手先のテクニックではなく、ユーザーがどういうWEBサイトを求めているのかを把握し、使いやすいWEBサイトづくりに努めることこそ、最大のSEO対策になると言っても過言ではありません。

SEO対策を自分でするときの注意点
前述した通り、小手先のテクニックは、WEBサイトにとって危険ですらあります。
例えば、「被リンク(バックリンク)は多い方がいい」と知って、被リンク(バックリンク)を業者から買ったことで、Googleからペナルティを受けたWEBサイトがあります。
上位3位以内に常に入っていたそのWEBサイトは、圏外まで飛ばされ、元の状態まで戻るのに非常に多くの時間を費やしました。
繰り替えとなりますが、より質のいいWEBサイトを上位に表示させるため、検索エンジンは常に進化を続けています。 よりユーザーのためになるWEBサイトづくりを目標にSEO対策を心がける必要があります。

キーワードリサーチの方法
キーワードリサーチは、SEO対策の中でも特に重要なステップです。 ターゲットとするキーワードを正確に選定することで、検索エンジンからのトラフィックを効果的に集めることができます。
(1)キーワードの洗い出しと選定
まずは、自分のビジネスやサービスに関連するキーワードのリストを作成しましょう。 この際、ユーザーがどのような言葉で検索するかを想像し、そのキーワードを洗い出すことがポイントです。
次に、キーワードツールを使用して、洗い出したキーワードの検索ボリュームや競合状況を調査します。 GoogleキーワードプランナーやAhrefs、SEMrushなどのツールを利用すると便利です。 これらのツールを使って、検索ボリュームが高く競合が少ないキーワードを見つけ出すことが理想です。 また、ロングテールキーワード(3語以上の具体的なキーワード)も積極的に取り入れることで、よりターゲットを絞ったトラフィックを獲得することができます。
(2)コンテンツに組み込む
選定したキーワードをWEBサイトのコンテンツに自然な形で組み込みます。
ここでのポイントは、「自然な形で」という部分です。
キーワードの過剰な使用は逆効果になるため、適度な量を心がけることが重要です。
ページのタイトル、見出し、本文、メタディスクリプション、画像の代替テキスト(alt属性の設定)など、様々な場所にキーワードを配置することで、検索エンジンに対してキーワードとコンテンツの関連性をアピールすることができます。

オンページSEOの基本テクニック
オンページSEOとは、サイト内部におけるSEO対策のことで、サイトの外部を対策するオフページSEOと対をなす概念です。
オンページSEOは、検索ユーザーの知りたいことに漏れなく応えるコンテンツをつくることで検索結果の上位表示を目指す施策(コンテンツSEO)と、技術的な土台を最適化することで検索エンジンに正しくクロールされるようにする施策(テクニカルSEO)に分類されます。
これらオンページSEOの施策により、検索エンジンがページの内容を理解しやすくなり、検索ランキングの向上に繋がります。
絶対に外せない基本テクニック
オンページSEOの基本テクニックとして外せないのは、「タイトルタグ」「メタディスプリクション」「Hタグ」の最適化です。
まずは、タイトルタグを最適化しましょう。
タイトルタグとは、検索結果ページに表示されるページのタイトルです。
キーワードを含めつつ、魅力的でクリックされやすいタイトルを作成することが重要です。
次に、メタディスクリプションを最適化します。
メタディスクリプションとは、検索結果ページでタイトルの下に表示される短い説明文です。
ターゲットキーワードを含めつつ、ユーザーに対してページの内容を簡潔に伝えましょう。
さらに、ヘッダータグ(H1, H2, H3など)を適切に使用することも重要です。
ヘッダータグとは見出しの役割をしており、コンテンツの構造を明確にすることで、検索エンジンがコンテンツの中身を理解するのを助けてくれます。
H1タグはページの主題を示し、H2タグ以降はサブテーマやセクションを示すために使用します。

コンテンツの質を向上させる方法
高品質なコンテンツをつくることは、SEO対策においてとても重要となります。
では、高品質なコンテンツをつくるには、どうしたらいいのでしょうか。
それは、「網羅性」「独自性」「権威性」「専門性」の4点を意識するといいとされています。

網羅性
まず、ターゲットオーディエンスのニーズや興味を理解し、それに応えるコンテンツを作成することが肝要です。 具体的な問題解決や役立つ情報を提供することで、ユーザーの関心を引き、長時間サイトに留まってもらうことができます。
独自性
次に、オリジナルでユニークなコンテンツを提供することが重要です。 他のサイトの内容をコピーするのではなく、自分の視点や専門知識を活かしたコンテンツを作成しましょう。 オリジナリティのあるコンテンツは、ユーザーにとって新鮮で興味深く、共有されやすくなります。 また、検索エンジンも独自のコンテンツを高く評価する傾向があります。
権威性
信頼性の高いエビデンスに基づいてつくられたコンテンツは、正確で信頼性も高いと言えます。
エビデンスを明記し、信頼性が担保されたコンテンツづくりを心がけましょう。
専門性
各コンテンツが共通のテーマで繋がっていると、WEBサイトの専門性が高まります。
キーワード分析を行い、どの分野を軸にWEBサイトをつくっていくのか構想を練る必要があります。

リンクビルディングの戦略

リンクビルディングとは、他のウェブサイトに、自分のサイトへのリンクが設置される(被リンク/バックリンクを受ける)ことを指します。 他のウェブサイトがわざわざリンクを設置するということは、「信頼度の高い有益な情報を掲載しているページ」とみなされ、検索エンジンからの評価が向上し、ランキングの向上につながります。 まずは、質の高いリンクを獲得することが重要です。 信頼性のあるサイトや業界の権威からのリンクは、特に価値が高いとされています。
コンテンツマーケティングを活用してリンクを獲得する方法があります。 高品質なコンテンツを作成し、それを他のサイトやブログで紹介してもらうことで、自然なリンクを獲得することができます。 ゲストポストやインフルエンサーとのコラボレーションも有効な手段です。 これにより、自分のサイトの露出が増え、リンクの獲得につながります。

モバイルフレンドリーなWEBサイトの作り方
最近では、多くのユーザーがスマートフォンやタブレットを使用してウェブを閲覧しているため、モバイルデバイスに対応したサイトを提供することが求められます。
(1)レスポンシブデザイン
まず、レスポンシブデザインを採用することが基本です。
レスポンシブデザインとは、画面サイズに応じて表示を変えることができるデザイン手法のことです。
これにより、デバイスの画面サイズに応じてコンテンツが自動的に調整され、ユーザーにとって快適な閲覧体験を提供することができます。
レスポンシブデザインについては、こちらのページもご参照ください。
(2)ページの読み込み速度の最適化
次に、ページの読み込み速度を最適化することが重要です。 モバイルユーザーは、ページが遅いとすぐに離脱してしまう傾向があるため、迅速な読み込みを実現するための最適化が必要です。 画像の圧縮、キャッシュの利用、不要なスクリプトの削除などの手法を活用して、ページの速度を向上させましょう。
(3)ユーザーの操作性
さらに、モバイルユーザーの操作性に考慮したデザインも重要です。
タップしやすいボタンやリンク、シンプルなナビゲーション、読みやすいフォントサイズなど、モバイル特有のユーザビリティを向上させる工夫が求められます。
これにより、ユーザーの満足度が向上し、SEO効果も高まります。

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